朝は忙しい
・毎朝通勤されているサラリーマンの方々
・家族を支えている主婦の方々
・会社経営をされている方々
朝はなにかと忙しくて、余裕をもった時間を取れない方が多いかと思います。
運気を上げるのは自分の行動から
運気やツキの流れを気にする方は、私の周りにも意外と多いんです。
しかしそのために風水や何かを実践しているかというと、話を聞く限りそうでもなさそうです。
本人にとって良くないできごとがあった時だけ 不運を嘆くだけなんですね。
それでは何も変わらないですよね。
ご自身の運気を上げるには、自ら行動しなければなりません。
身の回りを整理して気持ちのいい環境にするだとか、前向きなマインドを持つとか。
些細なことです。
隙間時間でやれることがたくさんあります。
そこで皆さんにも実践して頂きたいと思い、
私が通勤前に毎朝実践していることを紹介させて頂きます。
なぜトイレ掃除?!
それはずばり「トイレ掃除」です!
その質問に答える為には、まずトイレの神様と言われている”烏枢沙摩明王”様を説明する必要があります。
烏枢沙摩明王様について
烏枢沙摩明王様は、天台宗における密教:台密の五大明王の一尊に数えられます。
私たちの現世と仏の世界を隔てる「火生三昧」(かしょうざんまい)という炎の世界に住んでいます。
インド神話の火の神「アグニ」がルーツ。
アグニの別名「ウッチュシュマ」を漢字にあてて「烏枢沙摩」(うすさま)となりました。
「火生三昧」で暮らす烏枢沙摩明王様は、この世の不浄を烈火の炎で焼き尽くすことを使命としています。
汚い状態というのが大嫌いなんです。
そこで、トイレを掃除して汚い状態を取り除いてくれた人には、ご褒美として金運をもたらすのだそうです。
厳密には仏教界の明王様なので、トイレの神様ではなく、トイレの仏様と呼ぶ方が正しいと思うのは私だけでしょうか。
余談:モハメド・アブドゥル
余談ですが、「インド」×「火」といえば・・・
「ジョジョの奇妙な冒険」第3章に登場する占い師モハメド・アブドゥルですね。
皆さんご存じでしょうか。
悪霊(のちに精神エネルギーが具現化したスタンド能力)に取り憑かれた主人公の空条承太郎。
入れられた牢屋から出ようとしない彼を力ずくで出す為に、祖父のジョセフ・ジョースターが連れてきたのがアブドゥル。
火を扱うスタンド「マジシャンズレッド」を操り、インド出身。
もしかするとアブドゥルのモチーフは火の神「アグニ」かもしれないですね。笑
七人の神様
ここでトイレ掃除×金運にちなんだ話を紹介します。
小林正観さんの著書「そ・わ・かの法則」や「ごえんの法則」などで紹介されていますが、
新築の家には七人の神様がやってこられ、以下の順番に到着されるのだとか。
・一番目の神様:一番華やかな応接間に住む
・二番目の神様:次に華やかな玄関に
・三番目の神様:次に華やかな居間
・四番目の神様:寝室
残りの三柱には、汚れやすい水回りしか残っていません。
・五番目の神様:台所
・六番目の神様:お風呂と洗面所
・七番目の神様:トイレ
つまり烏枢沙摩明王様は七番目に到着された神様だということです。
なぜ烏枢沙摩明王様は一番遅い?
なぜ烏枢沙摩明王様は一番遅く到着されたのでしょうか。
それは、大きいリュックサックに、たくさんの重い宝物を詰めてやってきたからです。
バックパッカーのように。
一番目の神様は手ぶらで、二番目の神様は小さな紙袋に宝物を入れて・・・
というように、到着の順番が遅い神様ほどたくさんの宝物を持ってきてくれています。
トイレを掃除したり水回りをきれいにしておくと、たくさんの宝物を頂ける。
つまり、金運がアップするということなんですね。
トイレ掃除を実践する有名人
成功されている有名人の中にもトイレ掃除を実践している方がたくさんいます。
・本田宗一郎さん
・松下幸之助さん
・タモリさん
・ビートたけしさん
・和田アキ子さん
・郷ひろみさん
など多くの方々が実践されています。
トイレは昔から「怨霊や悪魔の出入り口」とされ、悪い気が溜まりやすいところです。
汚いままだと運気が悪くなります。
以上の方々はトイレを掃除してきれいにすることで、運気があがり成功されているのかもしれません。
素手でトイレ掃除
私の場合は、基本的に素手でトイレ掃除をしています。
素手で掃除をしたら、金運がアップしたとの体験談が多く見られます。
初めは抵抗がありました。
しかし、素手で掃除をした方がぬめりなどの汚れがはっきりと分かり、よりきれいにすることができます。
もちろん衛生面で抵抗のある方は、トイレブラシでも構いません。
とにかくトイレをきれいな状態に保つことが重要です。
さて、それでは私が実践している方法を紹介します。
私の方法を紹介
朝 トイレに入るとまず烏枢沙摩明王様にご挨拶。
便器の上にある電灯に向かって挨拶をします。
用を済ませて一度流したら、トイレットペーパーで、タンクの上・便器のフタ・便座の順番で拭きます。
次に、、いよいよ素手を便器に突っ込み指先・手のひらで便器の内側をこすりながら掃除します。
このとき洗剤は使いません。
毎日掃除をしていると、洗剤を使わなくても目立った汚れがないんです。
ご真言 オンクロダノウ ウンジャクソワカ
またこの時、烏枢沙摩明王様のご真言”オンクロダノウ ウンジャクソワカ”をくり返し唱えます。
ご真言とは?
ご真言とは、”真実の言葉”を意味します。
インドのサンスクリット語を音写した呪文のようなもの。
発声そのものに意味があり、言葉の意味が分からなくても声を出して唱えることが大切だそうです。
唱える回数は3の倍数か7の倍数で、21回がベスト。
私の場合は回数は気にしていません。笑
気分次第で ”ありがとうございます”とくり返し唱えるときもあります。
ふたを閉める
そして掃除が終わったら必ずふたを閉めて流します。
便器を使わない時は「怨霊や悪魔の出入り口」は閉じておきましょう。
ちなみに用をたすときは必ず座って済ませます。
立って行なうと飛び散って汚いですからね。
ふたを閉めるのも座って用を足すのも昔からの習慣です。
それから薬用泡ハンドソープを使って、爪の内側までしっかり洗いって終了です。
気分が乗らないときや指をけがしているときは、無理をせずトイレブラシを使います。
注意すること
注意点が一つ。
素手で掃除をすると顔が便器に近づくので、唱えるときは特に水しぶきには注意して下さい。
意外と水しぶきが飛びます(汗)
ちなみに結婚指輪をしているので左手は使いません。
指輪を落として無くす恐れがあるからではないんです。
しっかり手を洗っても指輪の内側までは汚れが落ちない気がするからです。汗
だから いつも右手オンリーです。
始める勇気
はじめは便器に手を突っ込む勇気がなく躊躇すること数週間。
しかし、仕事の不調や気分が落ちている現状に効果があればと思い、ある日勇気を奮って決行しました。
初めて触れた便器はひんやり冷たくつるつるで気持ちがよかったです。
皿洗いをしているときのお皿よりも つるつるすべすべ。
この時 もし嫌な感触だったら続けていないかもしれません。
習慣化
私の場合は出勤前と就寝前に一日2回行なっています。
始めてから一年くらいが経ち、すでに習慣化しています。(2021年9月現在)
効果が現れるタイミングは人それぞれだそうです。
私の場合はトイレ掃除を始めてから仕事で嫌なことが少し減った気がしています。
というより、トイレ掃除をしたから 今日は仕事で嫌なことが少なかったんだと思えるようになりました。
さらなる効果(金運)を期待しつつ、日々実践中です。
続けるためのコツとして ”絶対素手じゃないとダメなんだ”といった強迫感を持たないことが大切です。
私も気分でトイレブラシを使う日もあります。
さいごに
"たった1分で運気が上がるなら"と信じて、ぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。