日々の習慣で筋トレを実践されている方は多いでしょう。
しかし、体調が悪いわけでもないのに、、
なんだかやる気が出ない日はないでしょうか。
そんな日におススメしたいのが、「お白湯」(おさゆ)です。
白湯とは?
水を一度沸騰させて飲める程度に50℃程度まで冷ましたもの。
しかも、茶などを浸出させていないものを指します。
「白」は何もない、純水な状態を表し、
一度沸騰させた「白湯」は塩素などの不純物が取り除かれた状態ということですね。
ちなみに、白湯を20~30℃まで冷ましたものは「湯冷まし」といいます。
なぜ白湯に着目したのか?
「今日は筋トレをするぞ!」と決めていたのに、頭が痛くてやる気がでない日があったんです。
寒気はなかったのですがもしかしたら風邪気味かもと思い、
温かい飲み物として「白湯」を飲んでみました。
温かい白湯が食道を通り胃に入っていくのを感じると、
気持ちが落ち着いてきて、次第に頭の痛みも緩和し、
「やっぱり筋トレしよう!!」と前向きな気持ちになったのです。
最近では朝の起床後にもコップ一杯飲むようにしています。
正直、温かい飲み物であれば何でもいいかもしれませんが、
夜だとカフェインを含むコーヒーや緑茶は寝つきを妨げるので避けたいですね。
風邪気味でやる気が出ない場合は、無理せずきっぱり休息をとりましょう。
その他の効果をご紹介
冷え性改善
冷え性の主な原因
・体温調節の働きをする自律神経の乱れ
・熱を作りだす筋肉量が少ない
・温かい血液を体の末端まで運ぶ為の血流が悪い
⇒白湯を飲むことで深部体温と呼ばれる内臓の温度が上昇し、血液の循環が促進。
体の末端まで血液が運ばれ冷え性が改善されると言われています。
ダイエット効果
⇒白湯を飲むことで内臓の温度が上昇。
内臓温度が1℃上がると基礎代謝が10~12%アップするとされており、
基礎代謝が上がると脂肪燃焼効率アップ。つまりダイエットへの効果が期待できます。
基礎代謝とは?
生体内で起きる物質の合成と分解反応のことを代謝と言いますが、
その中で生命維持に関する代謝のことを基礎代謝と言います。
デトックス効果
白湯が胃腸に届くと、胃腸に溜まった毒素や腸内の老廃物を洗い流してくれます。
そうすると腸の働きが活性化し、便秘の改善やむくみの解消に効果ありです。
毒素の例としては、保存料や着色料など加工食品に含まれる添加物や水道水に含まれる残留塩素が挙げられます。
なお、塩素には病原菌を殺菌する効果があり、蛇口(給水栓)で0.1mg/L以上という水質管理目標が水道法によって定められています。
免疫力アップ
白湯を飲むことで内臓の温度が上昇。
内臓温度が上昇すると腸内細菌が活性化し、ウィルスや細菌への撃退力が増します。
このウィルスや細菌への防御システムのことを「免疫」という。
白湯の作り方
鍋ややかんで沸かす
水道水を沸かす場合は15分以上沸騰させ塩素などの不純物を取り除いて下さい。
電気ポットで沸かす ※ミネラルウォーターを使用
私は時短のため、ミネラルウォーターを電気ポットで沸かしてから、
そこに常温のミネラルウォーターを注いで温度を調整しています。
アレンジいろいろ
白湯の味が苦手な方、たまには味を変えてみたい方へ。
体にいい効能を持つ食材を選びました。
白湯 + レモン
レモンには、クエン酸の働きによる疲労回復効果や、ビタミンCよる美肌効果がありますね。
白湯 + しょうが
しょうがには、血流を改善し体温を上げる効能があります。
冷え性の方にはうってつけですね。
白湯 + はちみつ
はちみつの糖分(主にブドウ糖と果糖)は構造が単純な単糖類である為
体に吸収されるスピードが速く、すぐにエネルギーになってくれるので、疲労回復に効果があります。
白湯 + 天然塩少々
天然塩には、マグネシウムやカリウム、カルシウムなどのミネラルが豊富。
ミネラルは代謝の働きをサポートする役割があり、血液の巡りをよくする働きがあります。
食塩はミネラルバランスが崩れているので、天然塩を選びましょう。
まとめ
筋トレに限らず、やる気を引き出したい時には「白湯」がおすすめです。
胃が温まる感覚がやる気スイッチを起こしてくれます。
とはいえ、体調が悪いときには無理は禁物です。
一旦休息して翌日からガシガシやりましょう(笑)